東京都港区にある国立新美術館の企画展示室1Eでは、2023年6月29日(木)から同年8月21日(月)にかけて、企画展『蔡國強 宇宙遊 ─<原初火球>から始まる』が開催。
蔡國強氏は、中国出身・ニューヨーク在住の現代美術家です。作品の特徴は、一貫して火薬を用いるところ。中国文化由来の物を取り入れた作品も制作しており、アートを異なる文化・文明を持った人を繋げるための手段であるとも捉えています。
本展覧会では、火薬の爆発と宇宙の誕生「ビックバン」を結び付けた、生命のエネルギーを体感できる作品が登場する予定です。
火薬の爆発×ビッグバンの迫力満点の展示作品
父親の影響で幼い頃から絵を描いていた蔡國強氏は、爆発によって放出されるエネルギーに魅了され、火薬を用いた作品の制作を開始しました。本展覧会の構成は、『原初火球』の制作を開始した時期とその前後、そして『原初火球』を制作した当時の精神を今も持っているかを自問する章の、全4章です。
どの作品も火薬が放射線状に爆散している様子が伺えるものや、火薬に火が付いて炎が上がっているのが伺えるものばかり。火薬の爆発のエネルギーと、宇宙の誕生「ビッグバン」を掛け合わせた迫力のある作品を展示します。
宇宙の大きさを体感できる展示室の空間づくり
本展覧会を開催する企画展示室1Eには、空間を仕切るものがありません。そのため、蔡國強氏の作品を大胆に斜めに設置したり、LEDを使った作品『キネティック・ライト・インスタレーション《未知との遭遇》』の間を歩けるようにしたりしています。
展示室の空間そのものを、芸術家の意思が反映された場所にしているのが本展覧会の魅力。四辺の壁面にも作品や映像を視聴できるモニターを設置しており、あちこちに目を向けて作品の鑑賞を楽しむことができます。
展覧会概要
| 会期 | 2023年6月29日(木)~2023年8月21日(月) |
| 会場 | 国立新美術館 企画展示室1E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 |
| 開館時間 | 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで開館 ※入館受付は閉館時刻の30分前まで |
| 休館日 | 毎週火曜日 |
| 入館料 | 一般1,500円、大学生1,000円、高校生・18歳未満は無料 障害者手帳の所有者本人とその付添人1名まで無料 |
| 公式サイト | https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/cai/index.html |

