東京都渋谷区にある渋谷区立松濤美術館は、2025年6月21日(土)から同年8月17日(日)にかけて、展覧会「黙然たる反骨 安藤照 ─没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家─」を開催。

安藤照は、渋谷駅前にある『忠犬ハチ公像(初代)』を制作した彫刻家です。1921年に彫刻家デビューしてからすぐに頭角を現し、帝展の審査員も務めました。本展は没後80年の節目であることにちなんで開催され、さまざまな関連作品を展示する回顧展です。

安藤照の活動の様子を伝える現存作品約30点を展示

安藤照は初代の忠犬ハチ公像を制作したことで知られていますが、彼自身の生涯や他の作品について語られることはあまりありませんでした。そこで本展では、現存する作品約30点や、安藤照と関わりのあった作家の作品を展示します。

主な展示作品は、制作年不詳の『忠犬ハチ公』や丸々としたシルエットがかわいらしい『兎』、1923年制作の『女の首』などです。安藤照の自宅兼アトリエは東京大空襲の際に焼かれ、多くの作品が失われ、安藤照自身も犠牲になりました。戦禍を逃れて現在に伝わる貴重な作品をぜひご覧ください。

学芸員によるピンポイントトークを開催!子どもも楽しめるイベントも

渋谷区立松濤美術館では本展の開催に合わせ、7月26日(土)に学芸員によるピンポイントトークを開催します。ピンポイントトークとは、「安藤照ってどんな人?」「昭和の彫刻界」などのテーマを深く掘り下げてお話しするイベントです。

ほかにも8月9日(土)には、安藤照とともに活動した村田勝四郎の彫刻作品を触りながら、鑑賞のポイントを説明するイベントも開催します。子どもも参加しやすい内容なので、気になる方はチェックしてみてください。

展覧会概要

会期:2025年6月21日(土)~2025年8月17日(日)

会場:〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14

渋谷区立松濤美術館

開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)

※毎週金曜日は10:00~20:00(入館は19:30まで)

休館日:毎週月曜日、7月22日(火)、8月12日(火)

※7月21日(月)、8月11日(月)は開館

入館料:一般1,000円、大学生800円、高校生・60歳以上500円、小中学生100円

※10名以上での来館で団体料金を適用

※障がい者および付添人1名まで無料

※渋谷区民には割引料金を適用

※毎週金曜日は渋谷区民無料

公式サイト:https://shoto-museum.jp/