群馬県館林市にある群馬県立館林美術館では、2024年1月27日(土)から同年4月7日(日)にかけて、企画展『ヒューマンビーイング─藤野天光、北村西望から三輪途道のさわれる彫刻まで』を開催。

本展覧会で取り上げるのは、人物像。近代から現代にかけて活躍する作家たちが、人物像を通して表現しようと試みたものを考察します。

西洋の影響を受けつつ独自の解釈も取り入れた個性豊かな作品を展示

本展覧会では「官展アカデミズム」と呼ばれる作家と、その系譜にいる芸術家の作品を展示します。官展アカデミズムとは、西洋の影響を受けつつ独自の解釈も取り入れて、写実表現を探り続けた作家たちのこと。展示室では館林市出身の藤野天光とその師・北村西望から、現代も活動を続ける三輪途道までの約1世紀分の作品を展示します。

作品は本物そっくりに人物を映し出したものから、作家の視点や考えを反映してあえて凹凸を大きくしたものや、個性的なシルエットになっているものまでさまざまです。作家の思いを感じ取りながら、自分好みの作品を探してみるのも楽しいかもしれませんね。

展示作品に触れるかも!?展示をより楽しめるイベントも開催

群馬県立館林美術館では、展覧会の開催に合わせて、さまざまなイベントを開催しています。一部の展示作品に触りながら鑑賞する「さわっておしゃべり鑑賞タイム」や、学芸員による作品解説会、館林市第一資料館と連携したクイズラリーなど、興味をそそられるものばかりです。

多くのイベントが申込不要なので、展覧会の鑑賞と合わせて気軽に参加できるでしょう。記念品付きの催しもあるので、休日や春休み中の子どもとのレジャーにもおすすめです。

展覧会概要

会期2024年1月27日(土)~2024年4月7日(日)
会場〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
群馬県立館林美術館
開館時間9:30~17:00(入館受付は16:30まで)
休館日月曜日、2024年2月13日(火)
※2024年2月12日(月)は開館
入館料一般620円、大高生310円、中学生以下無料
※20名以上の来館で団体料金適用
※障害者手帳などを提示した方とその付添人1名まで無料
※群馬県在住の65歳以上の方は、平日のみ2割引き
公式サイトhttps://gmat.pref.gunma.jp/